生活情報
2008年04月25日
日常の疑問を経済学で考える
なぜ、冷凍室にライトはついていないのか、牛乳パックが四角なのはなぜか、DVDとCDはなぜパッケージの大きさが違うのか、バーで水は有料でピーナッツが無料なのはなぜか、女性モデルが男性モデルより稼ぐのはなぜか、ホテルのミニバーはなぜ高価なのか、ビデオデッキに普通の人が使わない機能がたくさんついているのはなぜか、レストランでドリンクが無料なのはなぜか。
いろいろな日常のコストなどに関する不思議について、説明してくれる本である。大学の経済学の先生が、学生たちに考えさせたレポートからいろいろとヒントを得て書いた本らしい。アメリカの事例が多いため、ちょっとわかりにくいものもあるが、多くの疑問について納得できる理由が説明されていて面白い。
似たテーマの本としては、この本もおもしろかった。
両方併せて読むと、生活力がアップするかもしれない。
2007年11月27日
スタバではグランデを買え!
ビジネスに役立つ本 - livedoor Blog 共通テーマ
スタバではグランデを買え! ―価格と生活の経済学
世の中のモノの値段がどのような考え方で付けられているのかを、身近なものを題材にわかりやすく教えてくれる本。
タイトルはいかにもという感じだったので、最初はどうかなと思ったが、アマゾンの著者からのコメントを読んだところ良心的な感じだったので、店頭で見て、買ってみた。
1物2価は取引コストによって生じるということが、読んでいくと理解することができる。題材としては次のような事柄が取り上げられている。
- ペットボトルのお茶がスーパーの中と店頭の自動販売機でなぜ値段が違い、それでも売れるのか。(取引コストの話)
- テレビやデジカメがなぜ安くなっていくのか。(規模の経済と限界利益の話)
- DVDの価格はなぜ下がっていくのか。(高く買う客には高く、安く買う客には安く売る)
- 携帯電話の料金体系(複雑にすることで消費者を選別する、乗り換えコストを高くする)
- スターバックスのコーヒーとサイズ(店にとって利益のでやすい価格体系と買い手にとってのメリット)
- 100円ショップ(追加コストが価格を決める)
など。
読んでみるとなるほどと思え、目からウロコが落ちる感じであった。
中学生くらいから読んでおくと良いかもしれない。
2007年03月18日
医療保険の確率
さまざまな会社から発売されている医療保険。あまりにも多様で複雑な商品なのだが、実際に病気にかかる確率と費用という観点から、厚生労働省の患者統計、病院統計を分析して、果たして得なものなのかどうか、入るべきなのかどうかを考察した本である。
昨年、私自身も生命保険の医療特約を契約し直したときに、近年の入院日数の短縮の傾向や医療技術の進歩に対して、商品が時代遅れになりつつあるのではないかという印象を持った。本書は、年齢別の入院する確率、病気別の入院日数の確率、手術の確率などをもとに、いくらかかりいくらもらえるのか、損得計算をしてくれている。やはり、医療保険は得なものではないらしい。(もっとも、得な保険というのは世の中にないはずだが...)
医療保険の分野には保険会社と消費者の間に情報の非対称性がある。本書はそのギャップを埋めてくれる良書であるといえる。私も厚生労働省の統計を使うことがあるが、厚生労働省の医療関係の統計は情報の宝庫である。消費者としての活用方法を明快に示してもらえて大変勉強になった。
医療保険も大切であるが、保険の代わりにしっかりと貯金をしておくことも大切。また健康を保つことも大切。医療保険は健康であることを保証してくれるわけではないのだから。

























