情報セキュリティ
2006年12月20日
ハッカーズ その侵入の手口
ケビン・ミトニックによる情報セキュリティの本。
前作に続いて、ハッカーによるクラッキングの手口の事例が紹介されている。昼は仕事としてセキュリティコンサルタントをし、夜は趣味でクラッキングというような人もいるらしい。
企業のセキュリティ意識の低さもさることながら、ハッカー側の長い時間をかけてねばり強くサイトを攻略していく話は印象深い。攻める側は1年以上の長期にわたり、ものすごい時間と労力をかけるものである、ということを理解できれば、今の企業のセキュリティの弱点がどのあたりにあるのかもわかる。つまり、守る側では、攻撃者は1年以上もの時間をかけて攻略しようとしているとは想定していない。このあたりの認識は改める必要があるのではないだろうか。
また、ソーシャルエンジニアリングの話もいくつか紹介されている。ソーシャルエンジニアリングについては、いつの時代になっても防げないものなのかもしれない。
本書で紹介されている話は、多少古い話が多い気がする。しかしながら、情報セキュリティの事例集として、十分に有用であると思う。


























