2006年10月15日

添乗員狂騒曲3

添乗員狂騒曲

ここのところ、この添乗員シリーズが気に入っている。観光地の描写とツアー客の人間描写が丁寧で、旅の魅力を思い出させてくれる。本書では、中国への女子高校の修学旅行、バルト三国ツアー、ドイツのロマンチック街道のツアー、エジプトツアー、ブルガリア、ルーマニアツアーなどを舞台に、小さなトラブルがつぎつぎと起こる珍道中が繰り広げられる。

日々の仕事に疲れたら、海外旅行気分で息抜きにどうぞ。



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2006年09月23日

添乗員疾風録4

先日読んで面白かった海外旅行添乗員を主人公とした小説「添乗員漂流記」、その前作である「添乗員疾風録」を読んだ。

添乗員疾風録

疾風録では、韓国での新たなスター発掘のツアー、中国雲南省のツアー、ラスベガスの接待旅行、モナコ・フランスを巡るミステリーツアーが舞台となっている。それぞれの舞台で、ハラハラ、ドキドキのトラブル、事件、人間模様が描かれる。

このシリーズの面白いところは、ツアー参加者の人物描写であろう。観光地の描写とツアー参加者の人物描写が、物語をとてもリアリティのあるものに仕立てている。別にヒーローが登場するわけでもなく、どろどろの人間関係が描かれるわけでもない。日常の海外ツアーの寸描でありながら、それでもちょっとしたハラハラ、ドキドキになっていく。

気軽に読める本である。以前にはまったことがあるショージくんのシリーズと、多少共通点があるかもしれない。



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2006年09月02日

香港・マカオ・チュニジア・ポルトガル・スリランカの添乗記4

著者は、海外旅行のベテラン添乗員。主人公は本人なので、実話かなと思っていたが、フィクションも混ざっている気がする。ノベライゼーションとでもいうのだろうか。実体験をもとに、面白おかしく小説にしたという感じの本。

だからこそ、内容にはとてもリアリティーがある。観光地の描写もとても詳しい。香港・マカオ編では海外旅行のオプショナルツアーと旅行会社の仕組みも描かれている。

スリランカ編は、インド洋津波後のボランティアツアーの話である。この話を読んで、最後には涙ぐんでしまった。心に響く話であった。

文庫書き下ろし作品なので、内容の鮮度も高く、まさに最近の話である。

この本を読めば、この夏に海外旅行に行けなかった方も(私も)、バーチャルな海外ツアーを体験できる。

添乗員漂流記



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2006年09月01日

トーキョーの味方4

東京は都市国家なのではないかと思うときがある。東京=日本ではないし、日本=東京ではない。だが、日々、東京で暮らし、東京から地方への出張を繰り返していると、東京≒日本のような感じがし、東京が一つの国のような錯覚を感じるときがある。

僕、トーキョーの味方です―アメリカ人哲学者が日本に魅せられる理由

この本は、よくある日本人論ではない。日本論でもない。東京論、東京人論である。米国のカンザスの出身者が東京に住み、その都市としての魅力にとりつかれ、第三者的に東京の特徴を叙事詩的に描いている。そんな本である。

東京に住んでいる日本人も、東京に住んでいない日本人も、言われるまで、明確には気がついていなかったことが、たくさん書かれている。

ニューヨークはアメリカを代表する都市ではあるが、アメリカという国そのものではない。東京も日本を代表する都市ではあるが、日本そのものではない。だから、日本的なものと東京的なものは、イコールのものもあれば、正反対のモノもある。そういったことを気づかせてくれた本だった。

ちなみに著者は、東京西部に住んでいるとのこと。新宿、渋谷を活動範囲として中央線方面に住んでいる人には、共感できる内容も多いのではないだろうか。



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2006年08月14日

ジャンボ・ジェットと機長3

旅客機に乗る人は飛行機が好きなんだと思う。日本航空、全日空、スカイマークエアライン、エアドゥ、スカイネットアジア、などなど、どの航空会社の乗客でも、飛行機好きは多いのではないだろうか。その証拠に、羽田空港でも伊丹空港でも関西空港でも、空港内の本屋には旅客機に関する本が多数、平積みされている。

2年前、大阪に台風がちょうど上陸したその瞬間に、伊丹空港を出発する便に乗っていたことがある。いつもは満席の東京行きの便が、さすがにそのときは空席が目立っていた。外は漆黒の闇で強い雨が降っている。私が乗っていた便は滑走路に入る直前で停止し、「これから7機、着陸機を待ってから離陸します。」というアナウンスがあった。私は早く出発してほしくて気が気でなかった。ところがなんと、そのアナウンスを聞いたビジネスマンが、席を立ち、空いている窓側の席に移って、一心に窓の外を見出したのである。それも別々に、同時に3人も。ああ、台風の日に飛行機に乗るような人は、心底、飛行機好きなのだなと納得した次第であった。

そんなたびたびの出張の合間に買った旅客機関係の本のうち、パイロット関係の本を紹介する。

ジャンボ・ジェットを操縦する―B747‐400の離陸から着陸まで

機長からアナウンス

機長からアナウンス第2便

「ジャンボ・ジェットを操縦する」は、離陸から飛行、着陸までの手順が詳しく書いてある本。一方、「機長からアナウンス」は、パイロットの仕事、スチュワーデス(キャビン・アテンダント)との関係、コクピットの中、パイロットの待遇など、内輪話がたくさん書いてある。「第2便」の方は、コックピットのこぼれ話、セキュリティ、グレートキャプテン、滑走路、整備、そしてこれからの航空行政などにも話が展開している。

どの本も面白いが、飛行機に乗っているときは外を見た方がずっと面白いと思うよ。



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2006年08月04日

夏休みの散歩に(2)3

夏休みの散歩で、山城を見るのもいいかも。

戦国時代に織田信長や豊臣秀吉に滅ぼされた山城を巡った紀行文である。

戦国の山城をゆく―信長や秀吉に滅ぼされた世界
12の山城が紹介されているが、旅行で行ったことがあるのは越前一乗谷だけ。岐阜城は、お城の麓の公園には行ったことがある。城に行くのは好きなのだが、山城にはあまり行っていない。アクセスが悪いせいかな。



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夏休みの散歩に3

夏休みには気分を変えて、近場をいろいろと散歩してみるのも楽しい。歴史を振り返りながら歩き回ると、歴史的な建造物もそれまでとはちょっと違って見えてくるかもしれない。

そこでおすすめの2冊。

幕末歴史散歩 東京篇
京都 格別な寺
幕末歴史散歩は都心部の名所旧跡が多いが、新撰組関係の多摩の旧跡もある。京都格別な寺は、有名寺院の由来や建造時の考え方などが書かれている。お散歩や観光のお供にどうぞ。

アマゾンで見てみたところ、幕末歴史散歩は京阪神版もあるらしい。

幕末歴史散歩 京阪神篇
買ってみようかな。



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