ビジネス・リーダー

2008年05月08日

カンブリア宮殿25

カンブリア宮殿 村上龍×経済人II

読み始めて、ゲストの人選がすごいと思った。初巻のときよりも、ある種の凄みを感じる。初巻のときはまんべんなく、総花的な、幕の内弁当のような感じだった記憶がある。企業の規模別、成長段階別にバランス良くという感じだったと思う。ところがこの第2巻は、明らかにねらいがあり、人選に偏りがある。社長たちの信念の強さ、事業に対する集中力、思い入れの強さだけでなく、挫折や失敗の経験とそこからの成長、復活に焦点を当てていると思う。

登場する企業は名の知られた企業が多いが、多角的に事業展開している企業ではなく、この道ひとすじという会社が中心である。尖ったトップ企業を選んでいるともいえる。

どの社長も個性があるが、それぞれ魅力的な人物だと思う。



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2008年05月03日

私はこうして受付からCEOになった5

私はこうして受付からCEOになった

米国のヒューレット・パッカード社のCEOだったカーリー・フィオリーナの自伝。気弱な女の子だった著者が、成長し、就職し、仕事に努力していく中で、ついにはトップ企業のCEOにまで出世する。出世物語であるが、男性CEOが書く本とは違い、女性ならではの苦労、葛藤が、率直に語られていてとても好感を持てる。

仕事に取り組む上で何を大切にするべきか、本書は初心に返らせてくれる本であり、とても元気になれる本でもある。

カーリー・フィオリーナというと鉄の女性のようなイメージを持っていたが、マスコミのバッシングなどで傷ついていたということもよくわかった。

先週まで日経新聞の私の履歴書で扇千景の連載があったが、それとも通じる部分があるような気もする。

カーリー・フィオリーナのコンパック買収劇については、この本がわかりやすい。

私はあきらめない―世界一の女性CEO、カーリー・フィオリーナの挑戦

あきらめないというのは、大切だと思う。



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2008年03月31日

波乱の時代(上)5

波乱の時代(上)

FRBの仕事として心がけるのは、できるだけ曖昧に話すこと。なんだか、自伝でもそれを実践しているような感じの本だった。
中央銀行は何を考えて、どのような意図のもとに金利を上げ、下げるのか。そのことについてはとても理解しやすい感じがした。国全体の物価やインフレ、失業率を金利だけでコントロールしようという、壮大な仕事だと思った。一方で、神の視点に近いような感じもして、少し不快感も感じた。
学究肌の人物が、コンサルタントからFRB議長になり、18年間もその地位を保つ。きっといろいろなこともあっただろうが、そういったことは本書では触れられていない。ある意味で、政治家の自伝に近い感じもする。
とはいえ、なかなか知ることができないFRBや各国の中央銀行の仕事がわかりやすく描かれている。また、政府や政治家との関わり合い、議会との関係も読んでいて面白かった。
ロシアに民主主義と資本主義が根付かなかった理由の考察は納得できるものがあった。LTCMの危機の処理の話やアジア通貨危機はさらりと流している感じ。現ブッシュ政権の登場あたりからは、話が駆け足になってくる。最近の話には、まだ、あまり触れたくないということだろう。
伝えたいことだけを伝えようとしていて全体的に抑制が効いているが、なかなか面白い本だったと思う。



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2008年03月16日

100Inc. 世界企業100社の成功の物語5

ビジネスに役立つ本 - livedoor Blog 共通テーマ

100Inc.

世界の有名企業の起業の物語、サクセスストーリー、を100社分詰め込んだ本。有名な新興企業、多国籍企業、有名ブランドなどが、どのような創業者によって、どう作られたのかというのが100のストーリーで描かれている。なかには聞いたことのない企業もあるが、大部分は聞いたことがあったり、ビジネス書で取り上げられたりする企業である。また、創業期、成長期だけでなく、2005、6年頃までの状況も書かれているので、有名企業の現在を知るという意味でも、コンパクトにまとまっていると思う。1社あたり、だいたい5〜6ページくらいの分量となっている。

個性的な創業者、経営者が100社分出てくるので、なかなか読み応えがある。ハーバードビジネスレビューなどを読む方に、ぜひおすすめしたい一冊。



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2008年02月28日

アラビアのバフェット5

アラビアのバフェット“世界第5位の富豪”アルワリード王子の投資手法 [ウィザードブック125](DVD付) (ウィザードブックシリーズ 125)

サウジアラビアの王子にして、世界的な事業家で億万長者であるアルワリード王子の評伝である。公認の本ということで、長期にわたる密着取材の成果として、そのハードワーカーぶり、多忙さ、億万長者のお金の使い方と投資の感覚などが書かれている。また、人間としての奥の深さ、家族や取り巻きに対する情愛、慈善活動家、進歩的な民主主義者としての一面も描き出されている。

億万長者がなぜビジネスジェットをもっているのか、どのように使うのかなども良くわかった。

時間を大切にすること、厳密にスケジュールをたて計画的に行動すること、日常でもしっかりと勉強し、考える時間を取ることなど、自己節制ぶりもすごいと思った。

DVDもドキュメンタリー風で良くできている。

600ページの大部であるが、先入観を持たずに楽しく読める一冊である。

 



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