仕事術
2008年07月23日
NYPD No.1ネゴシエーター最強の交渉術
NYPD No.1ネゴシエーター最強の交渉術
究極の交渉術を知りたいと思ったら、命がけの交渉となる人質事件の犯人と警察のネゴシエーターの駆け引きを知らないといけない、と思ったわけではないが、興味があり買ってみた。
人質事件の交渉では、警察側は交渉係と記録係、そして決定を下す係(責任者)の役割分担が必要とのことである。個人がビジネスの交渉をするときでも、自分の中でこの3つの役割を切り替えていくと良いらしい。
- 本当に必要とする目標設定はなにか
- 心構えが整うまでは交渉に臨んではならない
- 犯人には銃を与えない
- 礼儀と敬意を忘れない
- まずは相手に話させる
- タイムを使う
- クロージングの時が危険がある
- 人は最後の決断をためらう
- 最初のイエスを言わせる
- 我々というスタンス
- 無茶な要求への対処
- 冷静さを保つ
- 最悪のシナリオも想定する
- ノーという選択肢も用意する
こういったことがポイントのようだ。
比較的、短時間に読める本。交渉で苦労しているときも、人質交渉に比べればと思って読むのも良いかも。
2008年05月22日
着任3カ月の原則
着任3カ月の鉄則―こんな「指導法」があったのか! 上司らしくなる技術 (PRESIDENT BOOKS)
最初に上司力レベルを判定するシートがあったので、これは中間管理職のための良いテキストかなと思った。着任3カ月の原則がたくさん書いてあるのかと...。ところが3カ月の話は、13ページほどだった。
第1章は、上司らしくなるための技術、第2章は、最新人事マネジメント10のポイント、第3章は経営者が語る新型マネージャーについて。
雑誌プレジデントの特集記事を再編集した本なので、大勢の著者の文章で構成されており統一感はない。だが、ひとつひとつの話は役に立つものだと思う。様々な立場、様々な視点、経験から書かれているので、ちょっとお楽しみ袋(福袋)的な感じだった。
2008年05月12日
交渉の論理力
交渉の論理力!―どんな相手も説き伏せる切り返し術
著者は裁判官の経験のある弁護士とのこと。このため交渉時に、交渉者が第三者からどのように見えるのかなどについて書かれている点がひとつの特徴だと思う。
交渉においては、つぎの点に留意しておくと良いらしい。
- 聞き上手であること
- 留保を積み上げて逃げ道を作っておくこと
- バッファゾーンを持つこと
- タイムフレームを作って時間を制すること
- 契約書は自社でつくること
- オプションを多く持つこと
- イエスを積み重ねていき、ノーと言いづらくすること
ここのところ交渉術の本を何冊か読んできたが、弁護士による交渉術はどうしてもウイン・ルーズの交渉の話になってしまうので、ビジネスで使える範囲は割と限定されている気がする。
2008年05月06日
ことぱのゲリラ反撃術
仕事をしていると、コミュニケーションに苦労することがある。とくに相手がひどい人の場合、言われっぱなしにならないために、効果的に反論する必要が出てくる。
その相手が顧客の場合、交渉というレベルであれば交渉術の本、相手のごり押しを防ぐという場合は、本書のような本が役に立つと思う。
本書ではやられっぱなしになることのデメリットを最初に説明し、反撃の必要性を言っている。次に自分自身の心の守り方があり、きつい攻撃に対する具体的なかわし方としてつぎの5つの戦術を提唱している。
- 反射の戦術
- 分散の戦術
- 質問の戦術
- 延期の戦術
- フィードバックの戦術
その上で、反撃の仕方、切り返しの仕方などを説明している。どれも具体的で役に立つと思う。
ここのところ、交渉術の本を何冊か見てみたが、弁護士か精神科医、心理学の専門家が書いた本が多いようである。そういう面では、ビジネスの現場にどこまで通用するかという気がするものもあるが、本書は自分のこころの守り方の話なので、役に立つと思う。
2008年05月05日
2008年05月04日
上司の壁
どんな上司でも、上司を無視して仕事をすることができるわけはないのだから、上司の行動様式を理解する必要がある。
上司との関係を改善する方法、自分をわかってもらうにはどうすればよいか、説得の仕方、上司の本音のつかみ方、上司の動かし方。タイプ別・上司の説得方法などが、書かれている。
読みながら我が身を振り返ると、少々耳に痛い気もした。
はじめての課長の教科書と併せて読むと、上司の立場と部下の立場のそれぞれのモノの見方が理解できて良いと思う。
2008年04月23日
なぜあの人は、5時帰りで年収が10倍になったのか
なぜあの人は、5時帰りで年収が10倍になったのか?―成功者だけが知っている、時間とお金の極意
気軽に読める本。自己啓発書を読み慣れた人には少し物足りないかもしれないが、元気を出したい人にはちょうど良いと思う。とてもわかりやすく書いてあって、がんばってみようという気になる。
あらためて見てみると、気に入った言葉がたくさんあった。
- 健康を大切にすること。
- 時間を大切にすること。
- しっかりと睡眠を取ること。
- 時間を短縮できるよう素早く行動すること、ながら族も有効。
- お金と友達になること。
- 人間の繁盛店になること。
- 将来お金持ちになるという考えを持っていなければ、決してお金持ちにはならない。貧乏人のやることをやっていては、いつまでたっても貧乏人である。
- 感動という特権を行使する。受け手であるあなたの感受性次第。
- 変化を楽しむ。
- 自分で自分の人生の脚本を書き、監督をし、主演する。ストーリーがあるのとないのでは、人生は全く違ってくる。
- 肯定的な考え方をする。
- 仕事の手柄は部下のものとせよ。
- 毎年正月に5年後の予測を書いてチェックし、できるだけ予測が当たるように書き直していく。
- 船長が船を動かすのではない。その行く先の指示を出すのが船長の役割だ。
このうち、いくつ実践できるか、やってみようと思う。
2008年04月13日
FBIアカデミーで教える心理交渉術
ビジネスに役立つ本 - livedoor Blog 共通テーマ
FBIアカデミーで教える心理交渉術 (BEST OF BUSINESS)
情報量の差が交渉のときの力関係を決定すると本書はいう。
「もしも」という言葉の活用の仕方、そして交渉の成功率は相手が交渉に投資した時間に比例するなど、あらためて言葉で説明されると納得できることが多い。
交渉の3要素は、力、時間、情報だという。著者自身の経験も交えながら、わかりやすく説明してくれている。公式の交渉の前に、相手とコミュニケーションを取っておくことの重要性など、なるほどと思った。
本書の初版は1981年。改題しての発刊である。交渉の専門家の本だけあって、タイトルの付け方もなかなかくせ者だなと思った。
2008年04月07日
常識破りの組織に変える 33人の否常識
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常識を破ることでビジネスを成功させる。そのことを33人のベストセラー本の著者、講演家、経営者、思想家たちが、それぞれの言葉で読者に対して強烈なメッセージを送っている、常識にとらわれずに成功した人たちのメッセージ集である。本というのはメッセージ性を持つが、この本は、様々な人が自分の言葉で文章を書いているので、誰でもいくつかはピンと来るものがあると思う。
いくつか印象に残った考え方など。
- 辺鄙な部署にとばされると仕事人生の危機とされていたが、多くの企業で本部は現状維持の砦であるため、辺縁にいれば実験できる。
- 業界間で行われる模倣の方が、非現実的な創造や革新よりも、効率的かつ効果的である。
- 天気は誰にとっても同じではない。天気の話題は、ビジネスマンにとって、交流を図り、話題をつなぎ、さらに深い話題に移るための最良の手段かもしれない。内気な人でも、天気についてなら、個人的な感想を述べてくれる。
33人も著者がいるので、本書は、別のビジネス書を探すときのリンク集としても使えるかもしれない。



























