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絶対帰還。
宇宙ステーションに長期滞在するというのはどういうことか、国際宇宙ステーションに半年間滞在した米国人とロシア人の3人のチームの苦労と苦難の実話である。

本書の面白いところは、事実を淡々と述べるのではなく、事件や事故が起きたときに3人の宇宙飛行士がどう感じ、どう考えていたかという、心の内面にまで踏み込んでいるところである。

昔、機動戦士ガンダムで地球を離れて宇宙空間のコロニーに住むようになった人類の意識の変革というのが一つのテーマだったが、本書を読んで、宇宙空間に長期滞在すると、どうやら本当に意識が大きく変わるらしいということ、どのように変わるのかということがよくわかった。

また、スペースシャトルでの輸送のミッションとステーションの長期滞在のミッションは、一見、安全な宇宙旅行と宇宙に浮かぶホテルというイメージで世の中では受け止められているが、実は、常にいろいろなトラブルがあり、ある意味で綱渡りに近い状態であるということもよくわかった。

宇宙パイロットになりたかった大人の方々へ、お薦めの本である。