福田首相が辞任することになった。辞任の理由はいろいろあるだろうが、実は公務員制度改革に対する官僚のサボタージュも原因の一つではないだろうか。
本書は、改革派の官僚と協力していた審議会等の委員(東京新聞論説委員)が、財政改革や公務員制度改革などで、守旧派の多数の官僚と激しく戦った、その経験を書いたものである。官僚の抵抗の激しさがよくわかる本である。著者自身も何回も戦いに負けて、悔しい思いをしたということが描き出されている。
一方の当事者が書いたものということで、客観性がないと見る向きもあるかと思うが、変に公平中立を装うものよりも、立場を明確にして書いた本の方がフェアで良いと思う。







