2008年01月13日
官邸主導 小泉純一郎の革命
官邸主導―小泉純一郎の革命
小泉内閣の成立と長期政権となった理由は、与党の支持ではなく国民の支持が権力基盤となっていたためである。総理官邸と自民党という双頭の鷲のようなそれまでの政策決定プロセスを大きく官邸側に引き寄せてくるために、どのようなことが行われたのか。小泉首相の自民党に対する権力闘争のプロセスと、その力の基盤の一つとなった、経済財政諮問会議はどのような成り立ちで生まれたのか。
本書は、村山内閣時代、橋本内閣時代からの政治改革の流れによって用意された仕組みが、小泉首相という強烈な個性によって、初めて活用されたということを、時代を追って説明している。小泉改革が何であったのか、時代の流れのなかで捉えることができる。
小選挙区比例代表制導入のねらいが、小泉内閣時代になって初めてその効果を発揮したとも言えよう。
小泉元首相の最高権力者としての権力の使い方が、織田信長的であると感じさせる本であった。
























