2008年07月
2008年07月23日
NYPD No.1ネゴシエーター最強の交渉術
NYPD No.1ネゴシエーター最強の交渉術
究極の交渉術を知りたいと思ったら、命がけの交渉となる人質事件の犯人と警察のネゴシエーターの駆け引きを知らないといけない、と思ったわけではないが、興味があり買ってみた。
人質事件の交渉では、警察側は交渉係と記録係、そして決定を下す係(責任者)の役割分担が必要とのことである。個人がビジネスの交渉をするときでも、自分の中でこの3つの役割を切り替えていくと良いらしい。
- 本当に必要とする目標設定はなにか
- 心構えが整うまでは交渉に臨んではならない
- 犯人には銃を与えない
- 礼儀と敬意を忘れない
- まずは相手に話させる
- タイムを使う
- クロージングの時が危険がある
- 人は最後の決断をためらう
- 最初のイエスを言わせる
- 我々というスタンス
- 無茶な要求への対処
- 冷静さを保つ
- 最悪のシナリオも想定する
- ノーという選択肢も用意する
こういったことがポイントのようだ。
比較的、短時間に読める本。交渉で苦労しているときも、人質交渉に比べればと思って読むのも良いかも。
2008年07月05日
アフリカ 苦悩する大陸
アフリカ苦悩する大陸
著者のアフリカを見る目は優しいと思うし、公平な視点だと思う。先週の日経の書評は、評者の意見のほうが偏っているように思えた。
アフリカがなぜアジアのように発展できないのかを、イギリスのエコノミスト誌のアフリカ駐在特派員だった著者が取材や自身の生活経験を元に、様々な角度から検討、分析している。
エリートによる独裁制、内戦、ダイヤや鉱山、石油などの「資源の呪縛」。エイズの猛威。そして部族主義、派閥主義、人種主義を統治の手段として使っていることなど。とはいえ、いくつかの国は、これらの問題を何通りかのやり方で解決しており、そこに著者は希望を見いだしている。
どのように援助し、どのように貿易をすればアフリカの諸国は発展できるのか、アフリカの各国の政府はどうすれば良いのか。政府の政策の善し悪しが、発展するかしないかを決めていると言っても過言ではない。
最近、資源高の流れに乗って、アフリカを対象にした投資信託も登場し始めたが、中身は南アフリカの株式が中心であった。アフリカの希望の星は南アフリカと言うことなのだろうが、次に続く国はどこになるのだろうか。
少々古い話になるが、自衛隊のルワンダ難民救援派遣に関する本を以前に読んでいたので、本書が語るアフリカの状況は理解しやすかった。
不肖・宮嶋ちょっと戦争ボケ〈上〉1989~1996 (新潮文庫)
プロフェッショナルの原点
プロフェッショナルの原点
ドラッカーの金言集である。時間管理、貢献、強みを生かす、人事、上司のマネジメント、自分自身のマネジメント、集中する、意思決定を的確に行う、などについて「とるべき行動」「身につけるべき姿勢」が説明されている。多くは、過去のドラッカー自身の著作の引用である。
気に入った言葉は手帳にメモをして、ときどき読み返すのがよいと思う。
この本を読んで、「経営者の条件」を読んでみたくなった。























