2008年04月

2008年04月25日

日常の疑問を経済学で考える3

日常の疑問を経済学で考える

なぜ、冷凍室にライトはついていないのか、牛乳パックが四角なのはなぜか、DVDとCDはなぜパッケージの大きさが違うのか、バーで水は有料でピーナッツが無料なのはなぜか、女性モデルが男性モデルより稼ぐのはなぜか、ホテルのミニバーはなぜ高価なのか、ビデオデッキに普通の人が使わない機能がたくさんついているのはなぜか、レストランでドリンクが無料なのはなぜか。

いろいろな日常のコストなどに関する不思議について、説明してくれる本である。大学の経済学の先生が、学生たちに考えさせたレポートからいろいろとヒントを得て書いた本らしい。アメリカの事例が多いため、ちょっとわかりにくいものもあるが、多くの疑問について納得できる理由が説明されていて面白い。

 

似たテーマの本としては、この本もおもしろかった。

スタバではグランデを買え! ―価格と生活の経済学

両方併せて読むと、生活力がアップするかもしれない。



2008年04月23日

なぜあの人は、5時帰りで年収が10倍になったのか4

なぜあの人は、5時帰りで年収が10倍になったのか?―成功者だけが知っている、時間とお金の極意

気軽に読める本。自己啓発書を読み慣れた人には少し物足りないかもしれないが、元気を出したい人にはちょうど良いと思う。とてもわかりやすく書いてあって、がんばってみようという気になる。

あらためて見てみると、気に入った言葉がたくさんあった。

  • 健康を大切にすること。
  • 時間を大切にすること。
  • しっかりと睡眠を取ること。
  • 時間を短縮できるよう素早く行動すること、ながら族も有効。
  • お金と友達になること。
  • 人間の繁盛店になること。
  • 将来お金持ちになるという考えを持っていなければ、決してお金持ちにはならない。貧乏人のやることをやっていては、いつまでたっても貧乏人である。
  • 感動という特権を行使する。受け手であるあなたの感受性次第。
  • 変化を楽しむ。
  • 自分で自分の人生の脚本を書き、監督をし、主演する。ストーリーがあるのとないのでは、人生は全く違ってくる。
  • 肯定的な考え方をする。
  • 仕事の手柄は部下のものとせよ。
  • 毎年正月に5年後の予測を書いてチェックし、できるだけ予測が当たるように書き直していく。
  • 船長が船を動かすのではない。その行く先の指示を出すのが船長の役割だ。

このうち、いくつ実践できるか、やってみようと思う。



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2008年04月13日

FBIアカデミーで教える心理交渉術3

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FBIアカデミーで教える心理交渉術 (BEST OF BUSINESS)

情報量の差が交渉のときの力関係を決定すると本書はいう。

「もしも」という言葉の活用の仕方、そして交渉の成功率は相手が交渉に投資した時間に比例するなど、あらためて言葉で説明されると納得できることが多い。

交渉の3要素は、力、時間、情報だという。著者自身の経験も交えながら、わかりやすく説明してくれている。公式の交渉の前に、相手とコミュニケーションを取っておくことの重要性など、なるほどと思った。

本書の初版は1981年。改題しての発刊である。交渉の専門家の本だけあって、タイトルの付け方もなかなかくせ者だなと思った。



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2008年04月09日

貧困大国アメリカ3

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ルポ貧困大国アメリカ (岩波新書 新赤版 1112)

新聞を読むと、サブプライム問題では、銀行などの金融機関の経営の話ばかりが語られているが、サブプライムローンで支払いができなくなり家を追い出されたアメリカの人々はどのような状況なのか、あまり伝えられていない。

本書のエピローグではサブプライムで住宅を得て、そして失った人々の話からスタートする。フードスタンプという貧困層向けの福祉政策が、高カロリー食品ばかりを食べる貧困層を生み出しているということも語られる。2005年にアメリカ国内で飢餓状態を経験した人口はなんと3150万人にものぼるという。

災害対策の民営化がニューオリンズの洪水の悲劇を生み、学校のチャータースクールという民営化が学校間の格差を拡大していく。高い医療保険料と医療費によって、中流階級でも、入院をすると貧困層に転落してしまうという恐ろしい実態も描き出されている。

このような状況の中で、大学進学の援助と引き替えに、軍隊に入る若者も増えているとのこと。無事に帰国できれば良いが、在郷軍人病院への国の補助が減っているため、負傷して帰国すると十分な治療が受けられないという話もあった。

大学生が学費のローンで苦労している話や、仕事がなく家族を養うために危険なイラクでトラックの運転手をした人の話など、現代アメリカのひどい状況が描き出されている。

アメリカはどうなってしまったのだろうか。これからどうなってくのだろうか。

そして日本はどうなるのだろうか。



2008年04月07日

常識破りの組織に変える 33人の否常識3

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常識破りの組織に変える 33人の否常識

常識を破ることでビジネスを成功させる。そのことを33人のベストセラー本の著者、講演家、経営者、思想家たちが、それぞれの言葉で読者に対して強烈なメッセージを送っている、常識にとらわれずに成功した人たちのメッセージ集である。本というのはメッセージ性を持つが、この本は、様々な人が自分の言葉で文章を書いているので、誰でもいくつかはピンと来るものがあると思う。

いくつか印象に残った考え方など。

  • 辺鄙な部署にとばされると仕事人生の危機とされていたが、多くの企業で本部は現状維持の砦であるため、辺縁にいれば実験できる。
  • 業界間で行われる模倣の方が、非現実的な創造や革新よりも、効率的かつ効果的である。
  • 天気は誰にとっても同じではない。天気の話題は、ビジネスマンにとって、交流を図り、話題をつなぎ、さらに深い話題に移るための最良の手段かもしれない。内気な人でも、天気についてなら、個人的な感想を述べてくれる。

33人も著者がいるので、本書は、別のビジネス書を探すときのリンク集としても使えるかもしれない。



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